今日は明日のメディア祭に向けて小休止、ですかね。
おかげでゆっくりDVD見れます(^-^)
いや~、癒されるわぁ~、さわやカトゥーン。
(久々にちょっとだけ、ぼへぇ~ってはいていい??って、許可得ずにはくんですけど(苦笑))
や~、最近、私のプロジェクトの一つを院生の子とやることになって。
その子が、ブラジル人の女の子なんですけど、
去年研究生として日本にやって来て、2年目なんですね。
その子に実験教えるのがね、なんとも悩ましくって…(ーー;)
これまで1年間は、別の先輩について違う実験をしてたので、
それと平行して、私の実験も一緒にやってもらうことに。
今までの実験は細胞を使った実験で、私のはマウスを使った実験。
つまり、全く違うことなんですね。
彼女にとってはどちらも初めてで、大変なこともよくわかるし、
本人はいたってまじめで一生懸命。
でも、ね、今日、プロジェクトミーティングで、彼女が何やってるかを発表してもらったんですけど、
これまで何度も何度も教えてきた、根本の原理を全く理解してなかったことが判明して(-"-;)
わけもわからず手を動かしているうちに理解してくるものなのかもしれないけど、
それにしても、ショックでした…
彼女はまだ日本語ができないから英語で会話するしかなくて、
私の英語が拙いからだめなの?とか、わかりやすく説明するためには?っていろいろ思い巡らせてるんだけど、
「わかった」って言ってたことが全く理解してなかったって判明してどっと脱力(T-T)
前々からマウスを扱うことに関して悪戦苦闘してて心配だったので、
「だいじょうぶ?楽しくないことやってもしんどいだけだよ?」って何度も聞いてたんですけど、
彼女の答えはきまって「でも、やらないといけないんでしょ?」
うーん、確かに上から与えられたことだから拒否権はないのかもしれない、
でも、興味のないことを嫌々やっても絶対頭に入ってこないし、なんでやってるのかわかんないと、
できないことはしんどいと思う、そして、そんな人に教える自分も、やっぱりしんどい。
「このことについてもっと知りたい!!」って好奇心が、
実験の原動力の一つなんですね、好きこそものの何とやら、といいますし。
今はもっぱら、細胞の実験のほうに興味があるようで、そちらばかり勉強しています。
なので、このままマウスの仕事やらせていーのだろーか、
それとも細胞一本にしぼらせてあげたほうがいんじゃないだろーか、
今日はそんなことが自分の中をかけめぐった一日だったわけです。
そう、なんだよなー、
同じ方向を向けとは言わないまでも、
その状況を少しでも楽しめる気持ちがないと、本人も、その周りの人も、お互い幸せじゃない。
こちら側(周りの人)からすると、そんな本人を見ててもつらいだけだし。
こっちのモティベーションも上らない。
本人が悪いとかはいっさいないだけにはがゆいけれど、それは事実で。
プロへの一歩として、自分の想いとは違う仕事をしないといけないときもくるかもしれない、
でも、(今の)かめちゃんみたいにフラットに与えられた仕事を受け止められる人って、
なかなか少ないんじゃないかな、きっと。
私もその自信ないし、ほんと、そう思うと、かめちゃんって、すごい才能の持ち主かもしれない。